金総書記の遺体を永久保存、国内に銅像や記念塔も 北朝鮮

（ＣＮＮ）　北朝鮮の朝鮮中央通信は１２日、昨年１２月に死去した金正日（キム・ジョンイル）総書記の遺体が首都平壌の錦繍山（クムスサン）記念宮殿内に永久保存されると報じた。朝鮮労働党の決定としている。

総書記の「不滅」を象徴化させるため北朝鮮内に銅像を建立し、記念塔を建設するとも伝えた。錦繍山記念宮殿内には総書記の父である父の金日成（キム・イルソン）主席の遺体も永久保存されている。

また、総書記の誕生日である２月１６日を「光明星節」の特別の日に定めるとも発表した。北朝鮮では金主席の誕生日も「太陽節」の記念日に制定されている。

北朝鮮では現在、総書記の息子である金正恩（キム・ジョンウン）氏への世襲体制づくりが進められている。